ビジネスローン比較
ローンを借りるのは個人だけではありません。
金融機関が中小零細企業、個人事業主に行うために特化した融資であるビジネスローンというものがあります。
ここでは、そのビジネスローンの特徴や借り入れる時のポイントなどについてまとめていきます。
☆ビジネスローンとは
ビジネスローンは、上記のとおり、金融機関が中小零細企業・個人事業主を対象とした融資であり、その目的から無担保・無保証人で買い入れることが出来ます。
また、審査スピードも通常の銀行の融資よりも速く、即日融資も可能です。ただし、借り入れには借り入れる融資金額に応じた担保提供が必要というローン会社もありますので注意する必要があるでしょう。
担保を必要としない場合でも、無担保と有担保を分けて扱い、無担保よりも有担保の金利を低く設定している場合もあります。
また、契約を結ぶ代表者が保証人的な役割を背負うことになるので、会社を辞めたとしても返済義務が背負うということも考慮しなければなりません。(個人保証を免除するローンもあり)
審査が早いことで、時間がないときの資金調達には向いていますが、その分金利が高く設定されているので、返済までの時間をかけてしまうと返済額がどんどんと膨らんでしまう可能性があります。
☆ビジネスローンの種類
ビジネスローンを大別すると
・銀行系のビジネスローン
・ノンバンク系のビジネスローン
というふたつに分かれています。
銀行系ビジネスローンは金利が15~18%程度という事に比べて、ノンバンク系ビジネスローンは24~29%と高め。
けれども、審査期間の速さ、返済期間の長さという点でノンバンク系ビジネスローンにもメリットがあります。
☆ビジネスローンの必要書類等(ただし、ローン会社、ローンの目的によっては必要となる書類がこれ以外にも求められます)
決算報告書
売り上げを記帳した通帳の写し
事務所賃貸契約書
資金使途を記載した書類
法人登記簿謄本
法人印鑑証明書
個人印鑑証明書
本人確認書類(パスポート、運転免許書等)
会社実印
個人実印
法人ヨコ判
☆ビジネスローンの返済方法
ビジネスローンの返済には大別して次の5種類があります
・元利均等返済
元金と利息を足した返済額が毎月一定になるように設定する返済方法。
これで支払うと、最初は利息の割合が多いですが、安定した返済が可能です。
繰上返済も可能で、それにより利息の比率をよりはやく早く少なくすることが出来ます。
・元金均等返済
借り入れ元金を返済する回数で割った返済方法。
残高が一定割合で減っていくので徐々に利息が減り元利均等返済よりも早い返済が可能となります。
ただし、元金・利息を合わせた月々の返済金額がかなり負担となることが予想されます。
・アドオン返済
元金に利率をかけて、それを返済する回数で割った返済方法。
返済金額が一定でも当初は返済額の中の元金分が少ないので、返済総額を見てみると利息の負担がかなり重くなります。
・リボルビング払い
借入金額などに関係なく、返済金額を一定にしてしまう返済方法。
手数料がかかり、場合によっては返済する回数も無駄に多くなってしまうことも考えられるために、月々の支払いは安定しても総返済額はかなり膨らんでしまう可能性があります。
・残高スライド返済
借入残高に応じて、毎回の返済金額を変動させる返済方法。
借入残高が少なければ返済金額は少なく、借入残高が多ければ返済金額も少なくなります。
リボルビング払いの一種であり、リボルビング払いよりも返済回数も利息も少なくすることが出来ます。
ただし、返済できる能力よりも少なく返済額が設定されることでよけいに返済回数がかさむことも考えられるし、手数料もかかるので注意しておくべきです。
☆ビジネスローン比較ポイント
・ビジネスローンを運営する母体
ビジネスローンには銀行系、ノンバンク系があることは説明しました。
その上で、銀行系ならば、だいたい多くの人が知っている銀行が親会社となっているはずですが、ノンバンク系は信販会社、商工ローン、消費者金融など分類できます。
ノンバンク系の中には、本当に契約する時に信頼できるかどうか疑問だという会社もあるでしょう。
ですから、まず確認しておくべきは財務省などの管轄当局から「貸金業務登録」の許可を受けているか。また貸金業協会に加盟しているかを調べるべきです。
これは金融庁のサイトで確認することが出来るので、それほど手間はかかりません。
・審査のスピード
必要なときに資金が揃うか。
それもビジネスにおいてはかなり重要です。
ビジネスローンを利用する企業、個人事業主にとっては商品代金の決済や社員の給料の支払いや設備投資などで一刻も早く融資を受けたいという状況にあることも珍しくはありません。
ですから、審査にかかる時間が必要なときまでに終わるのかというのが重要です。
・融資額
借り入れる限度額は、ローン会社によって異なります。
これが必要な金額揃わなければ、複数のローン会社にかりる多重債務になってしまう可能性も。
ですから、必要十分な金額が限度額までは行かないというローン会社を探すべきでしょう。
・返済方法と金利(利息)
どれだけ負担をかけずに効率よく元金を減らし、利息を少なくするのか。
その上で、返済方法と金利(利息)は重要です。
また、低金利で借り入れることが出来るがローン会社を選ぶべきだということはいうまでもありません。
もし、すぐに返済できる目処があるならば短期間の借入は無利息や低金利というローン商品もありますので検討を。
・手数料等
借入の際に注意するべきは、金利(利息)だけではなく手数料や保証料、印刷代といったものが請求されることです。
それらの諸経費を金利に足して一年間の支払う利率に計算し直したものを、実質年率といいます。
金利が他のローン商品よりも1%低かったとしても、諸経費を加えるて実質年率を計算すると0.5%高かったということもあるんです。
ですから、借入の際には、返済総額からみた損得で選びましょう。